RD-XS53光学ドライブ換装顛末記

1.うげぁぁぁ〜!壊れたぁぁぁ〜!!

購入してからちょうど3年経つ、東芝RD-XS53。
殆ど毎日使用しており、これまで焼いたDVDの数はもう1000枚近く。

何かとトラブル報告が多い同機ですが、当方のは余程当たりがよかったのか、これまで目立ったトラブルは殆どなく、ずっと快調に稼動しておりました。
ところが……。

ここ最近は毎週20本程度の番組を録画していますので、そのまま放っておくとすぐにHDDの残量が少なくなってしまいます。
この日もまたいつものようにHDDの容量が圧迫されてきましたので、録画済みの番組をDVDに焼いて逃がそうと準備。
ブランクメディアをトレーにセットし、ダビングボタンを押したところ…。

「予期せぬエラーが発生しました」

エラー音と共にこんなメッセージが画面に現れ、ダビングが行えなくなりまして。
再起動させてみたり、ドライブのレンズクリーニングなどを試してみましたが、結局元には戻らず。
そこでこのエラーの原因を調べてみることにしました。

調査の結果、この原因はどうやら光学ドライブの故障によるものだと判明。
尚、この機に搭載されているドライブは悪名高い自社の東芝製で、とにかくこれが原因によるトラブルや初期不良事例を数多く見かけています。
ただ、前述したように当方のものは当たりがよくて、これまで大きなトラブルや海外製の安物メディア以外では焼きミスはまずありませんでしたが、もうかなり多くの円盤を焼き続けてきましたので、そろそろご臨終されてもおかしくはありません。

これから使えなくなるとたいへん困ることもあり、この時点で修理を決意。
しかし、もうとっくに保障期間は過ぎていますので、修理を頼むと実費を取られてしまいます。
ちなみに、修理費用は出張手当含めて約3万円も掛かるとのこと。
これだけのお金を出すのであれば、あと少しでデジタルチューナー付きの新型機が買えてしまうんですよねぇ…。(苦笑
となれば、もう自力で何とかするしかないっ!


2.果たして、自力修理はできるのか?

それからいろいろ調べていくうちに、ドライブ交換はそれほど難しくないことが分かりまして。
このサイトなどを見てみますと、どうやら当方程度のスキルでも何とかなりそうです。

さて、現在あまり使っていないサブPCには、以前に後付したプレクスター社のPX-605Aが搭載されており、今回はこれを取り外してRDに載せることしました。
このドライブ自体は松下製でRDのファームウェアに対応していますし、殻付RAMも使えるトレーですので、換装が成功すれば今までと同じように使えるはずです。

そこで、まずはサブ機からこのドライブを外す作業から開始することに。
まあ、このドライブは自分で取り付けたものですので、外すのはいとも簡単に完了。
あとはこれを無事このレコーダーに取り付けられるかどうかです。


3.修理開始

次にレコーダーの天板と前面パネルを外す作業に移ります。
天板は左右2か所づつと後ろの3か所、計7本のビスを緩めたら簡単に取れました。

中を見てみると、意外とスペースに余裕があり、これならそれほど細かい作業をしなくても大丈夫そうです。
【上右画像参照】

真ん中にどーんと鎮座されているのが、今回換装するドライブ。
まずはケーブル類を外し、次にドライブを支えているステーのビスを緩めます。【上左画像参照】

ある換装経験者のサイトでは、このステーのビスを外す際はHDDを一旦移動させないと難しいとの記述がありましたが、今回は細長いドライバーを使用すれば、HDDに触ることなく何とかいけそうです。
ただ、ドライブとHDDの隙間はかなり狭く、ここには手や指は入りませんので、マグネット処理されているドライバーでないとかなり厳しい作業になるかもしれません。

今回はそのマグネット処理されたドライバーを使用しましたので、すんなりとドライブの取り外しに成功。

ただし、ドライブを脱着する際には前面パネルも外す必要がありますが、このパネルの取り外しにはちと注意が必要です。
やや力が要る場合があり、その時に細いコードを誤って切断しないようにしましょう。

次はこの跡に新しいドライブをセットし、ケーブルとステーをそれぞれ装着。
また、一旦外した前面パネルと、テープで固定されていたフレキシブルケーブルも元通り取り付けます。

後は天板を再度固定して、これで一応換装作業自体は終了しました。

尚、これまでの作業に費やした時間は約1時間弱ほど。

思ったよりもすんなりと終わり、それほど苦労することはありませんでしたので、やや拍子抜けしたというのが正直なところ。

ただ、この新しいドライブ「PX-605A」が目論み通り動いてくれるかどうかは、現時点で何とも言えません。

背面パネルの端子に各ケーブルを再度セットし、恐る恐る電源を入れてみることに…。


修理成功?

まず、ドライブのイジェクトボタンを押してみますと、トレーはすんなり出入りできることを確認。
とりあえず、第一関門はクリアできたようです。

次に市販のDVD-ROMを認識できるかどうかをチェック。
結果的にはちゃんと認識してくれて、無事再生もできたのですが、ただメディア認識時に開閉ボタンを2回押す(ダブルクリック)する必要があります。

まあ、これは松下製ドライブを装着した場合の「仕様」ということですので、やや面倒ではあるものの、これはどうも致し方なさそうです。

最後は肝心の焼きチェックへ。
やはり換装経験者のコメント通り、焼き速度はかなり低下。
しかし、何の問題もなく、-Rメディアは無事焼き込みに成功。
(RWとRAMに関しては、まだ未試験)

これで全てのチェックが終わり、ここまでの結果では一応換装に成功したようです。
あとはこの先も不具合なく、働き続けていただきたいところですなぁ。
まあ、今のところは手間と時間は掛けた甲斐があったというところでしょうか。

最後に、今回の換装は当方程度のスキルでも意外と簡単にできましたので、PCを自作できるような方であれば、おそらく苦もなくできることでしょう。
芝機をお持ちの方で、ドライブの不具合に悩まれている方は、一度自力での換装を試してみる価値はあるかもしれません。

ただし、自分で中をいじってしまいますと、メーカーの保証が一切利かなくなってしまいますので、実行の際はそこを十二分に考慮されまして、全て自己責任ということでお願いいたします。

【追伸】
最新ファームウェアをインストールしたところ、焼き速度はこれまでの倍になって、標準速度に戻りました。
ただし、イジェクトボタンの「ダブルクリック」はまだ必要のようです。


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